ブラジリア旅行

ブラジル滞在時、ブラジリア(Brasília) に行った。

ブラジリアは1960年に完成。リオデジャネイロから首都機能移転が行われ、1987年にはユネスコの世界遺産に登録された。

一度は訪問し、ここの有名な建物やモニュメントを見たいと思っていた。




計画都市ブラジリアは整然と区画整理されている。












プレジデント・ジュセリノ・クビシェッキ国際空港(Aeroporto Internacional de Brasília - Presidente Juscelino Kubitschek)。

2014年6月に行われたFIFAワールドカップのために空港は造り替えの最中だった。

この1年後、見違えるような大きさの空港になったらしい。









ブラジルのサッカーチーム:ナシオナルのスタジアム(Estádio Nacional)。

2014年のFIFAワールドカップでは、この会場も使った。

内部を見たかったが、工事中のため内部は見られなかった。

大都市からは遠く、人口がそれほど多くないブラジリアで、これほど大きなスタジアムが本当に必要なんだろうか。

7万人も収容できる。



クビチェック大統領記念館(Memorial Juscelino Kubitschek)。

中には棺が安置されていいる。

外国では墓所が観光コースに入っていることが多く、日本人の感覚とは違うと思う。

アルゼンチンのブエノスアイレスで市内観光したとき、最初に連れて行かれたのが墓地だった。

普通は火葬しないので、生々しさもあって、気持ちよくなかった。

出口には、大統領が愛用していた自転車が展示されていた。










カテドラル・メトロポリターナ(Catedral Metropolitana)。

白い部分が16本の支柱で、その間にステンドグラスが設置されている。

この入口前に4人の使徒象が並んでいた。

外周は全部水盤になっていて、気化熱が冷気をつくり、自然換気でその冷気が天井を昇っていくという作りになっているらしい。

だからエアコンがいらない。




連邦議会議事堂(Palácio do Congresso Nacional)。

左側に半球を伏せた形の上院の議事堂、右側に半球を上に開いた形の下院の議事堂、その間に国会事務局と議員会館が入っているツインタワーがある。

上院が法制度に従って統括する役割から器が下向き、下院が国民の声を広く聞き入れる役割から器が上向き、と言われている。






裁判所(Palace of Justice)。
















ジュセリーノ・クビチェック橋(Ponte de JK)。

人造湖のパラノア湖に架る橋。

この橋は、首都をブラジリアに移動する決定をした大統領に敬意を表して命名された。











三権広場に面した連邦最高裁判所(Supremo Tribunal Federal)と目隠し裁判の像。

目隠し裁判の像は、公平な裁判を意味している。













三権広場(Praça dos Três Poderes)の労働戦士の像。

私が像の横に立つと、私の身長は、像の膝の少し上くらいにしかならない。



















テレビ塔(Torre de Televisão)。

高さは224m(218mと書いてあるものもある)。

ちょうど工事中だったため、上に登ることはできなかった。

テレビ塔の広場には、民芸品や軽食の露店が並んでいた。















雨の中、10kmのマラソン大会に参加した。

数日前から左足の肉離れがあって心配していた。

マラソン大会当日の朝、軽くジョギングしたところ、肉離れがひどくなった。

最後まで走ったが、タイムは最悪。


記録:55分20秒

全62選手中39位 55-60歳の5人中2位


Data
Horário
Ação
Lugar
Nota
22/11
(sex)
8:30
Partida(アパート発)


9:52
Partida(空港発)
Aeroporto
Azul4373
10:40
Chegada(ベロ空港着)
Aeroporto(CNF)

11:30
Almoço


12:18
Partida(ベロ空港発)
Aeroporto(CNF)
Azul4950
13:45
Chegada(ブラジリア着)
Aeroporto(BSB)

14:00
Partida(空港発)
Aeroporto(BSB)
Ônibus
14:30
Chegada(ホテル着)
Hotel
Saint Moritz Hplus Express
15:00
観光
Brasíliaホテル周辺
徒歩
19:00
Jantar


21:00
Chegada(ホテル着)
Hotel
Saint Moritz Hplus Express
23/11
(sab)
7:00
Café da manhã
Hotel
Saint Moritz Hplus Express
8:30
観光 シティツアー
Brasília
Ônibus
12:00
Almoço


13:00
マラソンKIT受取り+観光
Brasíliaホテル周辺
テレビ塔など
18:30
Jantar


21:00
Chegada(ホテル着)
Hotel
Saint Moritz Hplus Express
24/11
(dom)
6:00
Café da manhã
Hotel
Saint Moritz Hplus Express
7:00
Partida(ホテル発)
Brasília

7:30
Chegada(スタート地点着)
Brasília

8:30
マラソン(10km)


9:40
マラソン終了

シャワー
10:40
Partida(ホテル発)
Brasília
Ônibus
11:00
Chegada(空港着)
Aeroporto(BSB)

11:10
Almoço
Aeroporto(BSB)

12:13
Partida(ブラジリア空港発)
Aeroporto(BSB)
TAM3845
13:15
Chegada(ベロ空港着)
Aeroporto(CNF)

13:30
Partida(ベロ空港発)
Aeroporto

18:00
Chegada(アパート着)
Horto










以上、終わり。



ニューヨーク旅行

ブラジルから日本の行き帰りにニューヨーク(New York City)観光したので紹介する。

2010年と2013年の2回分の合成。



クイーンズ区のジョン・F・ケネディ国際空港に到着後、タクシーでマンハッタン区に向かった。

朝早く空港に着いてホテルに入れないときは、とりあえず市内観光などで時間をつぶし、それからホテルに入った。

ホテルに荷物を預けてから行動開始。

歩いてセントラルパークに行ったり、地下鉄に乗ってヤンキースタジアムに行ったりした。














世界三大美術館の一つ、メトロポリタン美術館(The Metropolitan Museum of Art)。

展示物が多くて、それぞれをゆっくり見ている時間がなかった。

この美術館は、セントラルパーク(Central Park)の東側中央に位置し、周辺の観光をするのに都合がよかった。









ビートルズの創設メンバー、ジョン・レノン (John Lennon)が住んでいた高級集合住宅ダコタ・ハウス。

1980年12月8日、この建物の前でジョン・レノンは、マーク・チャップマンに殺害された。

その後もオノ・ヨーコ (Yoko Ono)は、ここに住んでいるとのこと。

ダコタ・ハウスの役員会による入居審査基準は、ニューヨークで最も厳しいとされ、単に資産や収入が多いだけでは入居できない。






左の写真は、ジョン・レノンを偲ぶ「ストロベリー・フィールズ」(楽曲ストロベリー・フィールズ・フォーエバーに因む)という小広場と、「イマジン碑」(平面的な黒と白のモザイク模様のメダリオン)。

セントラルパーク内のダコタ・ハウスに近い場所。

イマジン碑には花が供えられ、多くの人が集まっていた。









セントラルパーク内でリスを見つけた。

大都会のまん中の人工的に造られた公園にもかかわらず、かなり自然が多い。














国際連合本部ビル(United Nations Headquarters)。

2010年9月に行ったときは、国連総会があってここに近づくことができなかった。

遠くから見た感じでは、この建物は思ったより薄っぺらかった。

















自由の女神像。

現在は女神とは呼ばず、自由の像(Statue of Liberty)と呼ばれている。

ニューヨーク州とニュージャージー州のちょうど真ん中あたりのリバティ島に立っている像をフェリーの上から撮影した。
















地下鉄の切符売り場。

切符の自動販売機では、日本語の解説を見ながら切符購入ができた。

この機械を使ったのは初めてだったが、全く問題なかった。











地下鉄を一回乗り換えて、ブロンクス区のヤンキースタジアム(Yankee Stadium)に着いた。

このスタジアムは、2009年に建て替えられたもの。

2010年に行ったときは、事前に予約したため内野席に座れたが、2013年に行ったときは、予約しなかったため外野席しか空いていなかった。









試合(レイズ戦)が始まった。

この日の先発は黒田。

黒田は5回2/3を投げて5安打2四球5失点で13敗目(11勝)を喫した。












イチローは1番・中堅で出場し、7回に守備から退き4打数1安打だった。

3回の第2打席で左前打を放ったが、4回2死一、二塁の好機では一ゴロに倒れた。

初回の第1打席は一飛、6回の第2打席は二ゴロだった。

試合前に電光掲示板に映されたデータによると、イチローの成績は、打率2割6分、ホームラン7本、ヒット数132本だった。






ウォール街のフェデラル・ホール(Federal Hall)前に立つジョージ・ワシントン像。
















ワールドトレードセンター(World Trade Center, WTC)の跡地。

2010年には新しい建物の建設が始まっていた。














マンハッタン橋 (Manhattan Bridge) とマンハッタンの遠景。

夜もここに来て写真を撮った。














エンパイア・ステート・ビルディング(The Empire State Building)の展望台から見た景色。

ここはビルの86階(320m)にある屋外展望台で、さらに上の展望台にも追加料金を払えば行くことができる。

キングコングがこのビルに登った映画を思い出した。











ロックフェラー・センター(Rockefeller Center)。

毎年冬に飾られる大きなクリスマスツリーが有名。






















【参考】マンハッタンの地図






以上、終わり。



レンソイス・マラニャンセス旅行

ブラジル滞在時、レンソイス・マラニャンセス(Lençóis Maranhenses)に旅行に行った。

7月上旬に旅行は実現したが、最初に予定した5月には行くことができなかった。

5月のその日、私と同行者3人は旅行の準備をして車に乗り、飛行場に到着したものの、旅行途中の飛行場が霧で閉鎖となったため、飛行機が飛び立たなかった。

他のルートを聞いても目的地に着くことができないことがわかり、旅行を中止するしかなかった。

結局、5割近くのキャンセル料を払い、もう一度計画を作り直した。


この場所は日本のテレビ番組(世界の果てまでイッテQ!、世界ふしぎ発見!など)でとりあげられるようになり、知っている人も多いと思う。

日本からのツアーもある。


サンルイス (São Luís)の観光。

サンルイスは、植民地時代のポルトガル風建築が残っている町。

歴史地区の建物ほとんどがタイルで覆われているため、「タイルの町」として知られている。

サンルイスから次の日の目的地、バヘイリーニャスまでは車で約4時間。先は長い。




バヘイリーニャスの宿。

プール付きで、清潔な宿だった。

昼食後、砂丘へ向かう準備をした。

砂丘にはトイレがないことを気にする人が多いが、私は5~6時間くらい、トイレに行かなくても問題ない。







車に乗って出発。

ここでもトヨタ車が多かった。

赤道に近いが、思ったより暑く感じない。











川を渡った。

そこからの道は砂地でデコボコ。

しっかりとつかまっていないと車の外に落ちてしまいそうで、全身に力が入った。

けっこうなスピードで走ることもあって、ジェットコースターに乗った気分だった。

車に乗った時間は、約1時間。






車を降りてから白い砂の上を300mくらい歩いた。
















突然、エメラルドグリーンの池が出現。

かなり、でかい。

白と青だけの不思議な世界だった。

砂丘の砂の成分がほぼ100%石英で構成されているため、普通の砂より白く見える。

まさに奇跡の光景。

トイレ、更衣室、水道、電気はない。





1時間ほど泳いだと思う。

水の中に魚がいると聞いていたが、魚を見ることはできなかった。

魚のいる湖までは、車を降りて砂丘を1時間ほど歩くという情報もあった。

観光シーズンだというのに、人は少ない。






夕暮れが近付いてきた。
















夕日を待つ人たち。
















夕日。















帰りの渡し船は、それを待つ車で渋滞した。

待っているあいだに、露店で軽食を食べた。

たまたま左の写真の写っている外国人もそうだが、日本のメーカーの高級カメラを持っている人が多かった。









次の日、川を下って小レンソイスと大西洋を見る一日ツアーに参加。

写真に写っているボートで大西洋まで下った。













小レンソイスの近くには子ザルがいた。
















マンダカルー町の灯台。

高さ35mの灯台の中はらせん階段があり、頂上まで登れるようになっていた。













灯台の上から見た景色。

















マンダカルーを出たボートは、5分ほど川を下ってすぐ対岸のカブレーに上陸。

ここのシーフードレストランで昼食をとった。

レストランといっても、ドアなどない海の家のレストランで、昼食と周囲の散策を含めて、2時間ほどの休憩タイムがあった。


**********□**********□**********□**********□**********


今回の旅行でも大自然を肌で感じることができた。

十分に開拓されていないため、行き帰りだけで疲れてしまったり、トイレがなかったりと不便なことも多いが、そんなことを忘れるほどの達成感が味わえた。




Data
Horário
Ação
Lugar
Nota
04/07
(qui)
8:10
Partida

Carro
9:30
Partida(空港発)
Aeroporto
Azul4373
10:18
Chegada(ベロ着)
Aeroporto(CNF)
Belo
11:00
Almoço


12:16
Partida(ベロ発)
Aeroporto(CNF)
Azul4235
15:00
Chegada(サンルイス着)
Aeroporto(SLZ)
São Luis

City tour
São Luis

18:00
Chegada(ホテル着)
Hotel
Holiday Inn São Luis
19:00
Jantar


05/07
(sex)
6:00
Café da manhã
Hotel
Holiday Inn São Luis
7:25
Partida(ホテル発)

Carro
12:00
Chegada(ホテル着)
Barreirinhas
Pousada do Buriti
14:00
Partida→Parque Nacional



砂丘観光
Lençóis Maranhenses
デコボコ道がつらい
19:00
Chegada(ホテル着)
Hotel
Pousada do Buriti
20:00
Jantar


06/07
(sab)
6:30
Café da manhã
Hotel
Pousada do Buriti
8:15
Partida→Rio



川下りなど
Rio Preguiças

15:20
Chegada(ホテル着)
Barreirinhas
Pousada do Buriti
16:00
Partida(ホテル発)

Carro
20:00
Chegada(ホテル着)
Hotel
Grand São Luis Hotel
20:30
Jantar


07/07
(dom)
3:25
Partida(ホテル発)
Hotel
Carro
5:15
Partida(サンルイス発)
Aeroporto(SLZ)
Gol1081
9:45
Chegada(ベロ着)
Aeroporto(CNF)
Belo
10:00
Partida(ベロ発)
Aeroporto(CNF)
→Compras
Carro
16:00
Chegada







【参考】サンルイスとレンソイス・マラニャンセスの地図





以上、終わり。

カンボジア旅行

カンボジア旅行の記録を紹介する。今回の旅行の目的はカンボジアの遺跡を見ること。 2年連続で海外の遺跡観光をすることになった。カンボジアの遺跡が造られたのは9~13世紀。昨年訪問したメキシコの遺跡は4~11世紀。ほとんど年代が重なるが、少しだけカンボジアの遺跡が新しい。 旅...